南翔饅頭店

 小籠包を上海で初めて売り出した点心の店、長興樓が、1960年代に「南翔饅頭店」と改名

 し、それ以後の店名となっている。

 小籠包はもともと、長興樓・初代店主の師匠である嘉定県南翔鎮(現・上海市嘉定区南翔

 鎮)の菓子屋「古猗園」の店主・黄明賢が「古猗園南翔小籠」として嘉定県南翔鎮(現・上海

 市嘉定区南翔鎮)で売り出し、南翔鎮では「南翔小籠包」と言われて親しまれていた。

 上海の点心店・長興樓は黄明賢の弟子、呉翔升が職人の趙秋栄[1]とともに上海郊外の豫

 園で1900年に開店。1920年ごろ「南翔小籠包」を売り出して人気を集め、「南翔小籠」の名

 は一世を風靡した。創業以来100年以上の歴史を経て、今もなお行列ができる店として人

 気ある名物店となっている。

 中国旧商業部が1989年に豫園本店の小籠包を「優秀品質製品金鼎賞」に認定して以来、

 小籠包は、上海の特産小吃(1995年、上海市人民政府財政貿易事務室)、中国小吃(1998

 年、中国調理協会)、中国名点心(2000年、国家貿易局)など、さまざまな栄誉を受けてい

 る。本店はまた、エリザベス女王、クリントン元米国大統領、ゴルバチョフ元ロシア大統領など

 も訪れている。

 

 

 日本の提携店は、2003年4月の六本木ヒルズ店

 開店を皮切りに、川崎アゼリア店、大阪・心斎橋

 店を開店した(株)ソーホーズ・ホスピタリテ ィ ・ 

 グ ループと、もう一つ別系列の提携店として

 大阪市中央区南船場に本社を持つ株式会社南

 翔が2006年2月に福岡店を開店、次いで大阪・

 梅田に開店

 

 

 

  

  

  

  

 えび入り饅頭                          豚マンと蟹黄小籠

  小籠包は元来肉饅頭であるが、ほかにも、野菜入り、キノコ入り、松茸鮮肉小籠(松茸入り)、海老入り、フカヒレ

  入り、など多種に及ぶが、中でも著名なのが蟹黄小籠(蟹味噌入り小籠)である。