留園(The Lingering Garden)
清代庭園の代表とされているが、歴史をさらに遡ると元は今から約500年前、明代万歴年間に造園された
徐泰時(シュー タイシー)の個人庭園 「東園」 がその始まり。庭園の中部にある池やその西手にある築山
などは当時から受継がれている。
徐泰時の死後、 「東園」 も荒廃したが、清代末の1794年になって劉恕の手により拡張改築され、名称も
「寒碧山荘」、俗に 「劉園」 と呼ばれるようになった。その後もさらに持ち主の変遷を繰り返し、光緒二年
(1876年) に改築された後には、庭園名も以前の名前 (劉=リィウ)から読みをそのままに、漢字は簡素化
し「留園」と改められた。
留園の前の通り 入場券売り場

窓口 オフシーズンなので入場料30元

留園入口 世界文化遺産指定のレリーフ
最初の見どころは古木交柯。建物の壁に沿って
設けられた明代様式の花台に柏と雲南山茶が
植えられ、壁に古木交柯と刻まれた磚製の額が
はめ込まれている。これは説明によれば、「中国
山水画の簡潔、淡雅の極致を体現した空間」と
されている
清風池館(左)
蘇軾の赤壁賦の“清風徐来,水波不興”にちなむ
曲溪楼に続き池に張り出した小軒
曲溪楼(右)
幅3mあまりの南北に細長い二階立ての楼
住宅と西の庭園を隔て隠す
亭前に“印月”という石峰(右下)があり、池に写っ
た石の孔から月を見ることができる


明瑟楼(前)/涵碧山房(奥)
二つの建物が一体となり画舫の船に見立てる



↑右の刺繍の壁面は透けるようになっている↓

↑奥方等女性がこちら側、主人やゲストなど男性は向こう
五峰仙館
園内で最も大きい広間、梁や柱、調度品などに楠が使われていることから 「楠庁」 とも呼
ばれている。豪華で広々とした空間は左右対称の空間構成が取られ、中国古典庭園に見
る庁堂の典型スタイル、かつ江南式庁堂の代表格。

当地では一番大きな大理石らしい



冠雲楼。中は休憩所 冠雲峰(宋時代の花石綱の遺物という高さ6.5mの石峰)

冠雪亭(左)


路面も凝ったつくり


回廊

聞木犀香軒 手前が金木犀 聞木犀香軒を見上げる。フランス人観光客向けにガイド中

聞木犀香軒からの景色 聞木犀香軒から小蓬莱と可亭を見る

小蓬莱:池中にある小さな築山 真ん中が可亭 濠濮亭 住宅と西の庭園を隔て隠す


回廊の窓のすかしは全て異なる



