宮古の泡盛酒造所めぐり

 

 泡盛はタイ米と黒麹で作られるが宮古島のものは硬水で作られ、沖縄本土等とは一味違う味が楽しめる。

 

その1 太良川酒造

創業は1948年。宮古島の城辺一帯の地下には上比屋根森の麓から豊富に湧き出る伏流水・多良川が流れ、その自然の利を生かして泡盛造りをすることから、その湧水の名を採って酒造所名とした。業界初のアルミ缶容器の起用や、水割泡盛を先駆けて販売。1998年には沖縄本島南城市玉城に第2工場を新設。沖縄本島や本土出荷用のため、宮古島で原酒を造り玉城の名水・垣花樋川で割水した、宮古島生まれ玉城育ちの泡盛を誕生させるなど、新しい取り組みにも挑戦。工場の奥には大きな貯蔵庫があり旅行記念や結婚記念日などに多くの泡盛が預けられる。

シギラビーチから5分ちょっと

小売り部の入り口

店員さんがモデルになってくれた。

この壺入は1升入り1万円

予約すれば製造過程の見学も 出来たが、次の渡久山酒造の予約をしていたので見送り

その2 渡久山酒造

昭和26年(1951)に宮古島の北西に浮かぶ伊良部島にて創業。当初は直火式の釜で蒸留を行い、燃料は薪から石炭、その後は自家発電による重油バーナーに。隆起サンゴ礁からなる伊良部島の地下にはサンゴに磨かれた地下水が満々と蓄えられ、このミネラル豊富な地下水を丁寧に仕込み、常圧でじっくりと蒸留している。

伊良部島の集落にある。左が自宅と工場

前日に14時で予約。オーナーは30代前半のイケメン。自宅の前の工場を照れくさそうに案内してくれた。      仕込みは夏のほうが気をつかうそうで仕込む時間も異なるとのこと。600㎖ビンを頼むと自宅から持ってきてくれた。玄関が吹き抜けだったので2階で片づけをしている先代3代目の姿が見えた。工場の器具は太良川酒造のに似ていた。

この蒸米器で米を蒸す。下はボイラー

左の釜の中。この管から蒸気を通す

ここで麹と混ぜる。

奥のタンクで2週間発酵させる。

 

その3 宮の華

「宮古の枯れない心の華」と名付けられた宮の華は、昭和23年(1948)に創業。「お酒造りは赤子を育てるように」との言葉から、酒造りをはじめとするスタッフの8割が女性。原料は農薬や肥料を使わない米を社内で精米。

渡久山酒造から南に3kmぐらいのところにある。

左が事務所

奥が製品倉庫

 

ここも予約すれば見学可能で、予約無

しでも可能かどうか聞いたところ、

杜氏の準備がすぐにはできないとの

ことでお断りとなった。ちなみに

杜氏は現在の社長の三代目下地さん

ん(左の前列左)の母親洋子さん。

720mlのを買うと「ありがとう」と書か

れた黒砂糖をくれた。

その4 千代泉酒造

戦後間もなく7人の共同事業として泡盛製造を始め、1948年に初代渡口徹夫氏個人の事業となった。仕込み水と割り水に宮古島の琉球石灰岩の地層から染み出した硬水を使用。2代目当主渡口清司氏の醸す泡盛は「懐かしい味わいの酒」「狩俣の酒」と親しまれ、ほとんどが島内で消費されていた。近年、蔵を慕って来た県外の若者を受け入れたが、社長が2013年に急死され、そのまま廃業となった。

宮古島北部、池間島の近くにある

人の気配が無い

左の家の人に尋ねると2年前に社長が急死され、後継者もいなく、そのまま廃業になったとのこと。生前の2代目社長である渡口清氏を訪ねたHPはこちらこちら

右の浮き球がガイドブックにあり欲しかった

千代泉酒造の入口の大門

 

案内図では今あるのは新たに作られたもの。この集落を作ったのは14世紀に中国から来た「くばらぱあす」と言われる陰陽道に通じ風水や易学の知識を有し石工や木工にも長じていた。

 

案内図では井戸のまわりに20段の階段があり、1965年まで使われたとある

 

その5 沖之光酒造合資会社

昭和23年(1948)、古謝酒造所として創業、昭和54年(1979)に沖之光酒造合資会社となる。古酒造りにも力を入れ古酒用の貯蔵割合は、全体の7割を占める。「熟成」を泡盛造りの要素と考え、新酒でも1年以上貯蔵して出荷。また今では珍しい「泡盛1号酵母」を使い続けている。

宮古島の中心街と飛行場の間ぐらいにある。

道路の拡幅で移転している

左でだっこされる子が

今の社長の古謝満さん。奥さんも上品でやさしそうな方でした。ここでは600mlが450円。

その6 池間酒造

昭和21年(1946)に池間酒造として設立。泡盛の販売ルートを商店のみではなく、当時として珍しかった繁華街の飲食店にも展開、地元では広く知られる酒造所となった。代表銘柄のニコニコ太郎は飲食店に置かれ、コミュニケーションのきっかけとして、楽しい時間を過ごしてほしいという思いで名づけされた。モロミの熟成において低温を保っているのが特徴。

敷地は1万坪以上ある

古い瓶をきれいに洗って再利用

左は社長の池間太郎氏(他のHPから借用)、600ml瓶を買って奥さんと話をしている時に顔をみせられた。

 

その7 菊之露酒造

菊之露の創業は昭和3年。宮古島で現存する蔵のうち最も古い蔵。創業したのは和歌山出身の中尾氏で蔵の名前も当初「中尾酒造場」だった。その後昭和40年に下地氏が蔵を買い取り、現在の菊之露酒造となった。

イオンに普通に売っていて1升瓶で何度か買っている。