地中美術館

パークから専用バスで
右は与島
チケットセンターに到着
ここで予約者を集め、館内の説明が行われる
車道添いの遊歩道を200mほど歩く
地中の庭という庭園になっている
直島猫1号
直島猫2号と3号
1-3号仲良く歩く
地中美術館の入口。入ったとこに守衛室みたいのがあって、チケットのチェックを行う
最初に見たのはウォルター・デ・マリア「タイム/タイムレス/ノー・タイム」2004年
階段を登りこの角度からも見ることが出来る。3本の柱は三角、四角、五角の断面があり、並べられるパターンが全て異なる。
カリフォルニア州生まれ、1953年から1959年までカリフォルニア大学バークレー校で歴史学と美術を学んだ。1960年にニューヨークに移り制作活動を始め、初期はダダなどの美術運動に影響された彫刻を作った。1960年代半ば以降、芸術活動に関し関与し、二つのミュージカルを作曲し(「Cricket Music」1964、「Ocean Music」1968)、二つの映画を撮った(「Three Circles and Two Lines in the Desert」、「Hardcore」、いずれも1969)。
またニューヨークのロックバンドThe Primitivesや、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの先駆者となった美術家と音楽家によるグループThe Drudsのドラマーとなった。
1977年にカッセルでのドクメンタにて発表され恒久展示されている「Vertical Earth Kilometer」は地表に直径5センチほどの真鍮の棒の端だけが露出しているが、この棒は地底1キロメートルまで垂直に伸びている。
1968年にモハーヴェ砂漠で制作した1マイルの長さの平行線を描き続ける作品「マイル・ロング・ドローイング」など、アメリカ南西部の砂漠で風景と自然、光と天候が、猛烈な物理的精神的体験となるような状況を作ろうとしてきた。
1977年にニューメキシコ州カトロン郡の砂漠の只中に作った「ライトニング・フィールド」は代表作でありランド・アートの代表作でもある。1マイル×1kmの範囲に400本のステンレス製のポールを220フィート間隔で格子状に建てた作品は、見に行った日や天候で状況が変わる。この砂漠では雷が多発するため、ポールに落雷する際の光や轟音を観覧者は体験することになる。
2013年7月25日、ロサンゼルスで77歳で脳卒中の治療中死去。
次に見たのはモネ。クロード・モネが手掛けた最晩年の「睡蓮」シリーズ5点 「睡蓮の池」(1915-26)、「睡蓮-草の茂み」(1914-17)、「睡蓮」(1914-17)、「睡蓮の池」(1917-19)、「睡蓮-柳の反映」(1916-19)

薄暗い待合のような部屋があり、そこでスリッパに履き替えて展示室に入る。展示室はイタリア産の70万個の大理石のタイルが敷き詰められている。
やたら広い、確かに晩年のモネだから値段がつけられないから額縁にはガラスが入っている。
「まあこれだけの部屋に置いておけば良いだろう」みたいな事なのかと思った。
他の鑑賞者の2倍の時間見ていた。が、周りの白い部分のところが広すぎて絵に入り込むことが難しい。

2017年2月に行ったオランジェリーのモネの展示室。
同じような展示室が2つあるが、天井の幕の色を微妙に変えて展示内容に合わせていた。(それに気づいたことを知らせると「お前は分かるのか」と喜んでくれるとともに、幕はお前が来た日本の製品とも言っていた)

絵にはガラスのケースは無く、変な反射無く絵を楽しむことが出来る。
絵との近さも程良かった。
    ↓入口                        ジェームズ・タレル↓     ↓ウオルター・デ・マリア↓モネ
このHPを作っているときに分かったのだけどモネはこの連作の条件に次の5つをあげていた。
①「睡蓮」の絵だけを展示
②楕円形の部屋を囲むようにして「睡蓮」を展示し、途切れることなく続く空間を表現する
③自然光の下で絵が鑑賞できるようにする
④絵以外は白で統一する
⑤絵と鑑賞者との間に遮るものは一切置かない
オランジェリーは5つの全ての要件を満たすが、地中美術館は②と⑤は満たさない。
なぜ、満たさなかったのだろう。
「睡蓮」(1914-17)
最後はジェームズ・タレル
「アフラム・ペール・ブルー」
「オープン・フィールド」

靴を脱ぎ10人ずつ入るようになっている。この階段を登って奥のスクリーンのような中に入ることが出来る。
中は白い大きな部屋になっていて床は奥に向けて少し傾斜している。
照明の効果で光の中を歩く感覚が味わえる。光は40種類あり、絶えず変化している。更に奥にスクリーンがあるように見える(がもう2つ部屋がある)。
スクリーンがあるようなところの前まで鑑賞できる。
オープン・スカイ。文字どおり吹き抜けになっている。特別の展示で壁の色を夕暮れの光に合わせて照明で変化させる。
カフェで一休み。写真は他の方のHPから
閉館まであと15分ぐらい。
再び、モネの展示室に戻る。睡蓮のあたりに夕日が斜めに差して来て、ちょうど絵の真ん中のところと重なった。
そこで気が付いた。わが国の絵巻物のように、モネも1枚の絵で時間の流れを示したかったのではないかと。
「この建物にあってオランジェリーに無いしかけはこれだったのか」と一人納得して退館した。