カバーニャス・デ・ラ・サグラ Cabañas de la Sagra 近くの山
空軍基地


マドリッド市街地南のリネアル・デル・マンサナレス公園
レンフェ102系

102系の特徴の1軸連接台車。タルゴといわれる。スペイン国鉄は広軌(1668mm)を採用しているため、曲線区間において内側と外側のレール長の差が、狭軌や標準軌のそれと比べて大きい。このため、左右の車輪が同じ速度で回転する通常の台車では、曲線通過時に車輪とレールの摩擦が大きくなり車輪が磨耗しやすい。またスペイン国鉄の路線には山岳路線が多く、必然的に周辺諸国と比較して曲線区間が多く曲線半径も小さい。そこで左右独立車輪採用による車輪磨耗の軽減と、低重心化による曲線通過速度向上を図るためこの方式が採用された。
AVEはAVEは "Alta Velocidad Española"(スペインの高速)の略であると同時に、スペイン語で鳥の意味で、翼を広げた鳥が列車のシンボルマークになっている。最初に開通したマドリードとセビリア間の高速新線ではフランスのTGVの技術供与を受けたものが運用されているが、軌道・信号システムはドイツの高速新線用のもの (LZB) が導入されている。マドリードとバルセロナの間の高速新線では、ドイツのICE車両のICE3を基本にしたヴェラロE(Velaro E0)と、国内で開発されたタルゴ車両であるTALGO350が運用され、世界最高の350 km/hでの営業運転が実現する予定だったが信号システムの不具合のため、300 km/hにとどまっている。AVEは、セビリア万博の開催にあわせて1992年4月21日にマドリード/セビリア間471 kmが開業。2008年2月20日にバルセロナまで延伸開業した。マドリード・バルセロナ間では高速新線と従来の広軌路線をまたいで高速鉄道の電車では世界初の軌間可変電車Alviaが運行されている。